TEAM ARMADILLO -Since 2013-

子どものままのオヤジ達 サバゲ好きなゆえに、チームアルマジロを結成 からくり機器大好きな 管理人からくり職人自身が使用するエアガンを弄るそしてやらかす記録と時々知人の銃も弄る記録です。笑ってご覧ください

DOUBLE BELL TTI/STI 2011モデル ジョン・ウィック 仕様のその後

前回からの続きでダブルベルのGBBガン、なんとCO2モデルを分解
12月になりクリスマス期間限定でお安くなっていた
TTI/STI 2011 モデルのノーマルバレルがこれ

グリップデザインが異なるだけで、スライドフレーム、
スライドデザイン刻印は同じ、アウターバレルが異なる点が違うだけ

  
御覧の通りCO2マガジンまだガス装填はしていません。あくまで構造比較のため
やはり、スライドスプリングはガイドロッドとスプリングシートがネジ式でした。




やっぱり同様に赤いカラーが2個出てきた、バレルは素直に抜けない。
色々考慮しインナーバレルストッパーを外し、アウターだけ外せないか試しました


わーい抜けた、抜けた、インナーバレルを残して、さてチャンバーの点検
ホップ用の出っ張り具合を確認、最小~最大、中央にあるか目視、良い感じです。
アウターバレルとインナーバレルのガタを調整しよう思いのほか大きい


結構の隙間、アウターバレル先端10㎜程度は比較的狭いがその後ろは広い、
この10㎜でインナーバレルを保持している感じ、30㎜程度の所に
銀テープを4~5巻き調整、アウターバレルとの隙間を見るときれいにクリアランスが
この作業で、集弾性がグーンとよくなるはず


スライドにインナーバレルを入れる、アウターバレルを差し入れストッパーを組む
他部品を組み込み完成、リキッドチャージマガジンで軽快に動きました。
しかも外品のAPSの対応マガジンの方が、調子が心なしか良い感じがする。

そこで放出バルプを外して比較をしてみた(ついでにCO2用も)

左からAPS、ダブルベル、ダブルベルCO2用マガジンと並べました。
放出バルプは心なしかAPSが綺麗な加工されている感じ、
ボディーの放出ポート形状も様々、APSはマルイの標準品をオマージュしている
ダブルベルはよく有るカスタム品と、よく似たカット形状の加工が施されている
でも、放出量が心なしか少ない感じ、ブローバックの動きが弱い
CO2はナイロンシートと、細めのスピンドル放出ルートをかなり絞っている様子
放出ポートはリキッドと同じカット・・・大丈夫なのかと思ってしまう


ストロークを見るとAPSの方が大きいかな、スピンドルも細め
ダブルベルはストロークが少々少ない感じ、その分ガスルートが狭いのか?
この違いが、動きと連射の後半ダレにつながっているのか
この個体の問題か、動きが悪いのも手伝っている、整備しておこう。

CO2モデルにおいてはガスルートは非常に細い上に、スピンドルが動くと
放出ポート内に一段太めのカラーが出現ほぼナイロンシートのポートルートを塞ぐ
このあたりの設定で放出量を調整しているのかなそれなら分解防止のピンを入れ
日本仕様としての認可をとれるのではないでしょうか

参考のため、下記にタニオコバの特許申請済みのCO2バルプの構造を調べた

取り付け用の溝は工具の引っ掛かり溝が締め付け方向しか回せない様になっている
シートはナイロン+細いスピンドル、放出ポートは0.9mmの穴が4つ
これが改造防止の、特許含めたバルプ構造です。

他の認定メーカーはバルプが外せない様にピンが打ち込んである(マルシン、カーボナイト)
これらのメーカーは認証がとれているが、他の輸入品CO2ガンは規制以下のパワーだが
改造防止策がとられていない、あくまで日本の規制に収まる能力と言うだけで
対策が施されていない。対策をして認可を取っていただきたいと思います。
このままだといつかまた規制がきつくなる方向に行きかねない。

ちょっと話がそれましたが元に戻して
構造的にリキッドチャージマガジンモデルもCO2モデルも
ガン本体の構造では特に変わったことになっていない、ダブルベルの場合分解結果から
逆にCO2モデルでもリキッドチャージマガジンで動くという事
スライドスピードがCO2の方が速い、キックも強い、結果強い衝撃を受け止めるため
そのためスプリングを強くしている、シートクッションなどでストロークエンドを受ける
それもバネレートでなくカラーで組み込みテンションを上げるだけ、いいのか少し不安
ダブルベルに関してはCO2マガジンはお蔵入りとし秘蔵品扱いしておこう
あくまで比較参考部品で運よく安く入手した物、フィールドにより使用が制限されている
ガン自体はすでにリキッドチャージマガジン用で調整してあります。(笑)

拍手[0回]

コメント

コメントを書く